反発率の高いサポート・レジスタンスラインの見極め方【FX】

勝つために必要な知識&テクニック

 

前回はトレンド・チャネルラインについて解説しましたが、今回はサポート・レジスタンスについて紹介していきたいと思います。

勝ち方を身に着けるためにはまずは基本をしっかり押さえておくことが重要です。

↓前回の記事

正しく機能するトレンド・チャネルラインを引く方法【FX】
はじめに 私は長年トレードをしてきてなんとか安定して勝てるようになりましたが、使ってる手法はすごくシンプルです。 これから徐々に使ってる手法なども公開していこうと思いますが、まずはその手法の基本になっているトレンドラインとチャネルラ...

 

サポート・レジスタンスラインはトレンド・チャネルラインよりも重要

前回は斜めのラインであるトレンド・チャネルラインについて解説しましたが、基本的に横のラインであるサポート・レジスタンスラインのほうが重要度が高いです。

なぜかというとトレンド・チャネルラインは見ていないという人でも現在価格を示す横のラインのサポート・レジスタンスラインを見ていないという人はほとんどいないからです。

多くの人が見ているということは意識されやすいので機能しやすいということになります。

 

サポート・レジスタンスが意識される理由

サポート・レジスタンスラインとは防衛ラインです。

  • サポートラインとはそれより下に下がりにくい買い側の防衛ライン
  • レジスタンラインとはそれより上に上がりにくい売り側の防衛ライン

サポート・レジスタンスラインをブレイクしてしまうとダムが決壊するみたいに大きく値上がり・値下がりすることがあります。それを防ぐためにサポートラインで買をして守る人、レジスタンスラインで売をして守る人がいます。

私たち個人トレーダーが買や売をしたところで相場になんの影響もありませんが機関トレーダーや大口投資家などはサポート・レジスタンスラインをブレイクされないように買や売を入れてレートを守ることがあります

またサポート・レジスタンスラインで反発するのが分かっていれば反対のポジションを持っている人が決済することでサポート・レジスタンスラインでより反発する可能性が高くなっていきます。

例えば売ポジを持っていてサポートラインまで落ちてきたら利食いをするし、まだ含み損でも損が小さくなったところで損切りをする目安になりやすいです。

このように買側・売側どちらも意識するラインなので反発する確率が高くなります。

 

時間軸の長いローソク足のサポート・レジスタンスのほうが強い

相場では1分足や5分足などの短期足よりも1時間足や日足などの時間軸の長いのローソク足のサポート・レジスタンスのほうが機能しやすい傾向があります。

例えば上記の図では緑のサポートが機能せずに簡単にブレイクしてしまっています。

こういうときは大体上位足レジスタンスからの売が入っていることが多いです。

所詮短期のサポートなので強い上位足からの売には勝てません。

時間軸の長いローソク足ほど上位足の動きに左右されなくなるので機能しやすいといえます。

相場で勝つためには細かい部分(短期足)ばかりを見ているだけでは中々勝てるようにはなりません。

全体を把握するたまに長期足の環境をしっかり把握しておくことが重要です。

これは相場で勝つために非常に重要な考え方なのでしっかり理解しておく必要があります。

 

サポート・レジスタンスラインは広いゾーンとして考える

 

サポート・レジスタンスラインは多少抜けたとしてもすぐに戻ってくる動きがよく起こります。

初心者にありがちなのが多少抜けただけブレイクだと思って順張りすると損切りばかりすることになりがちです。少しの抜けるということは普通によくあることなので落ち着いて戻るかどうかを観察しましょう。

サポート・レジスタンスラインのイメージとして上の画像のように細い線ではなくラインの上下の広いゾーンとして意識するとブレイクの騙しなどに引っかかりにくいです。

またラインの手前で反発することもよくありますがエントリーや利食いをし損ねたりしないように手前からアクションを起こす人が多いとラインに到達する前に反発という動きになります。

 

サポート・レジスタンスを引くべき位置

サポート・レジスタンスラインを引くべき位置は意識されやすく止まりやすい位置です。以下ではサポート・レジスタンスラインを引くべき位置を紹介していきます。

1番高い高値・1番安い安値

そのチャートの中で1番高い高値・1番安い安値というのは意識されやすいのでラインを引いておきます。

時間軸が長いローソク足の高値・安値ほど重要になってきます。

日足の高値・安値を抜けたら今年中の最安値・最高値を更新!みたいにちょっとしたニュースになるぐらいには意識されるポイントです。

目立つ高値・安値

高値・安値の前後に他に特に目立った高値・安値がない場合はその高値・安値が意識されやすくなります。

そこにしか高値・安値がなければそこにみんなの注目が集まるからです。

 

戻り高値・押し安値

下降トレンドであれば戻り高値に上昇トレンドであれば押し安値にサポート・レジスタンスラインを引いておきます。

戻り高値・押し安値というのはトレンドの起点になっている部分なので意識されます。

ですが戻り高値・押し安値でも意識されにくいものもあるので何も考えずに戻り高値・押し安値で逆張りしても勝率は高くないでしょう。

意識されやすいラインを見極める必要がありますが、下記で紹介している何度も意識されているライン・表裏で意識されてるライン・急騰急落の始点・ネックラインなどが組み合わさっているものだと反発する確率が高くなります。

 

何度も意識されているライン

同じところで何度も止まっているということはそこに何かしらの要因があって止まっている可能性が高いのでラインを引いておきましょう。

止まっている位置のさらに左側になにか止まる要素がないか探してみると以前に意識されていたサポレジなどが見つかることが多いです。

止まっている要因が分からなくても2回以上同じところで止まったの分かればラインを引くことができます。

何度も止まっているサポレジではまた止まる可能性が高めですが、時間が長くなってくると今度はブレイクする確率が上がってくるので注意しましょう。

 

表と裏どっちも意識されているライン

サポート・レジスタンスはブレイクすると役割が逆転するという性質があります。

  • サポートを下にブレイクすれはサポートだったラインがレジスタンスになる
  • レジスタンスを上にブレイクすればレジスタンスだったラインがサポートになる

意識されていたラインであるほどブレイクした後に逆の役割でも機能しやすい傾向があります。

上の図のようにラインの上下がどちらも意識されている場所を見つけたらラインを引いておきましょう。再びそのラインまで到達したら反発する確率が高めです。

 

ネックライン

上昇トレンドや下落トレンドが終わるときに天井・底を作ってから反転することが多いです。

天井・底の形はWトップ、トリプルトップ、レンジ等どんなものでもかまいませんが上昇が反転する前のサポート・レジスタンス(ネック)にラインを引きます。

ネックラインは普通の高値・安値よりも意識されやすいラインです。

 

なぜネックラインが意識されやすいのか

相場というのは常に売側と買側が闘って勝ったほうに動くシステムです。

買側が売側に勝利し続けていて高値と安値を切り上げているのが上昇トレンドです。

その上昇トレンドの買側が負けたときにできるのがネックラインです。

ネックラインというのは最終防衛ラインです。上の図のように防衛ラインで何度も買われたのが分かるハッキリとした天井の場合はネックラインがより意識される確率が高くなります。

なぜネックラインが意識されやすいのかというと、防衛ラインで買っていた人達はネックブレイクで上昇トレンドが終わった場合、含み損を抱えることになります。

買っていた人達は含み損で焦ると思いますが建値(防衛ライン)まで戻り含み損がなくなったら決済をしたくなると思います。

買側の決済は売になるのでネックラインで売られて下がりやすいというのがネックラインが意識されやすい根拠です。

ネックラインの重要度を測るときにはネックラインでどのくらい買った人がいるのかと想像してみることが大事です。

 

強い上昇・強い下落の始点

 

強い上昇・下落の根元というのは意識される確率が高いです。

強い上昇・下落と判断するポイントはそれまでの流れを変えるような動きかどうかです。それまでとは明らかに違く、誰がみても強いと分かるようなものが望ましいです。

例えばネックを抜いた始点、トレンドをブレイクした始点などが意識されやすいです。

 

なぜ強い上昇・下落の始点が意識されやすいのか

相場の動き方の特徴の一つとして急騰・急落した後にそれを全戻しする動きが比較的多くあります。

また全戻しを完了すると目標達成感などから根元の部分で反発する確率が高いという特徴もあります。

その特徴を狙って強い上昇・下落根元部分で逆張りを狙うことができるということになります。

 

V字の動きに注意

 

上の図のように強い下落の根元であっても根元が意識されずに抜けていってしまうこともあります。

V字になって抜けていきやすい環境を見極めればある程度は回避することができます。

例えば上位足が上昇トレンドだが高値更新の勢いがなくなってモミアイぎみの動きになっているとします。

上がれないときは1回下に振ってから上昇するという動きが出やすくなります。

そういう環境のときはV字上昇になって高値を更新していく確率が高くなるので逆張りは辞めておいた方が無難です。

 

どっちのラインが意識される?

上の図はネックライン抜け後の戻り売り候補のラインが2つあります。

ネックライン(緑のライン)で反落すれば教科書に載っているような綺麗なチャートパターンですが、ネックを抜いた下落の始点(赤ライン)まで戻ることもあります。ネックラインで売ったけどうまく反落せずに損切りした後に落ちたというパターンが多い人はネックを抜いた下落の始点を意識してみてください。

どっちも重要なラインなのでどっちで止まるかは分かりません。

どっちで止まるかの1つの判断基準としてネックラインを抜けたときの抜け幅で判断することができます。

抜け幅が大きい場合はネックラインで戻り売り、抜け幅が少ないときは下落の始点まで待つ等。

ネックラインで意識されている回数が多いなどネックライン重要度が高い場合はネックラインで止まる確率が高めと判断することもできます。

 

意識されやすいサポート・レジスタンスラインまとめ

  • サポート・レジスタンスラインはトレンド・チャネルラインよりも重要
  • 少し抜けただけでブレイクと判断しない
  • 上位足のサポート・レジスタンスのほうが機能しやすい
  • 複数の根拠があるサポート・レジスタンスが機能しやすい

ラインを引くべき位置

  • 目立つ高値・安値
  • 戻り高値・押し安値
  • 表と裏どっちも意識されているライン
  • 何度も意識されているライン
  • 急騰・急落の始点
  • ネックライン

 

最後に

今回は意識されやすいサポート・レジスタンスラインについて解説しました。

誰もが使っているシンプルなテクニカルですがシンプル故に軽視してしまいがちですが、反発確率の高いサポート・レジスタンスラインを見極められるようになればそれだけで勝率が上がること間違い無しです。

ですがどんなテクニカルにもいえますがサポート・レジスタンスラインだけよりもトレンド・チャネルラインや上昇・下落のリズム等、複数の根拠がある位置でエントリーすることで勝率をさらに上げることが可能になります。

 

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